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自動販売機も省エネの時代
自動販売機は、一度その場所に設置すれば、24時間365日稼働し続けます。いつでも飲み物などを購入できるという点では非常に便利ですが、人によっては「ずっと稼働していて、環境に悪いのではないか」と思われるかもしれません。確かに、自動販売機が動くためには電気が欠かせませんが、それだけにメーカーも自動販売機の省エネに努めています。メーカーによってもその内容は異なるのですが、主に以下のような機能が搭載されていることが多いようです。
・ヒートポンプ機能
ヒートポンプとは、空気中の熱を利用して熱エネルギーを得る技術の事を言います。自動販売機にもこれが搭載されており、空気中の熱だけでなく、冷却時に発生する排熱も利用することで省エネに役立てています。
・LED照明
LED照明は寿命が長く消費電力を小さくする事ができます。さらに、従来の蛍光灯より虫をひきつけません。
・学習省エネ機能
自動販売機が「この時間には、この商品が、これだけの本数売れやすい」といった、販売傾向を学習します。その内容に応じて、必要な場所を重点的に冷却・加熱します。
他にも、自動販売機の省エネのために様々な取り組みが行われています。自動販売機の省エネは、地球環境の改善に役立つはずですし、自動販売機を設置する側も電気代の負担を減少させる事ができます。今後の設置をご検討されている方は、自動販売機の省エネの取り組みについても調べてみてはいかがでしょうか。