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フルオペレーションとセミオペレーション
自動販売機を設置すると耳にする用語として「フルオペレーション」と「セミオペレーション」と言うものがあります。
セミオペレーションは、自販機の管理を所有者が行なうものです。自分で自販機を購入し、自分で商品を追加し、自分で売上金の回収を行ないます。
この方法の利点は、売上金から電気代や商品の仕入れ費用、電気代を差し引いた費用が自分の手元に入ります。セミオペレーションの利点は、収益が上がっていれば、自分の取り分が大きくなる点にあります。
反対に、収益が悪いと、赤字が出てしまうことも考えられます。
一方、フルオペレーションでは、業者が設置、業者が補充、業者が回収というように、全ての作業を業者任せにできます。
もちろんその分売上金の一部から手数料を差し引かれますので、手取りはその分少なくなります。
しかし、手を掛けなくていいという点ではフルオペレーションに軍配が上がります。セミオペレーションで収益の良い自販機を持っていると頻繁な商品補充や売上金回収を行なう事が必要で、手間がかかり、副業として自販機を置く方にとって負担が大きいものです。
また、フルオペレーションの場合、自販機設置費用などが不要なので初期費用を抑えられる利点もあります。