自動販売機の設置にかかる費用

自動販売機を設置する際、その設置会社と契約すれば無料で設置することが可能です。その後のメンテナンスや商品の補充、ゴミの回収などもほぼ全て行ってくれますので、依頼主は特に何もすることなく収入を得ることができます。しかし、自動販売機の設置から商品の購入まで、全て自分自身で行う事も可能です。その際には、主に以下のような費用がかかります。

・自動販売機代
まず、商品を入れる自動販売機が必要不可欠です。ジュースの自動販売機の場合、中古品なら20万円から、新品なら50万円から取り揃えられている事が多いようです。自動販売機が大きくなるほど、またヒートポンプやLED照明など省エネに優れた高性能タイプになりますと、電気代は削減できますが本体は高額になります。

・商品代
自力で自動販売機を設置するのなら、その中の商品も仕入れなければいけません。商品の種類にもよりますが、缶ジュースの場合は一本当たり約70円、500mlペットボトルの場合は約85円が相場となっているようです。

・電気代
自動販売機を動かすためには電気が必要で、これについては無料で設置した場合も費用を負担する必要があります。夏と冬では電気代が高額になる事もありますが、それでも3,000～5,000円に収まることが多いです。

自動販売機は金額の幅が大きいのであくまで参考程度にしかなりませんが、少なくとも何十万円といった予算が必要になります。さらに、金額面以外ではメンテナンスや商品の補充の手間も掛かり、自力での自動販売機設置は非常にハードルが高いと言えます。初めて設置する方は、設置会社と契約を結ぶのが無難なのかもしれません。